顕正会の誤りについて:お嬢ちゃんへの手紙

顕正会の誤りについて

顕正会版日寛上人本尊は顕正会自作のニセ本尊です! 顕正会版日寛上人本尊には、本物と相違する決定的な証拠を残しております。 その真実をお教えいたします。パソコンの方はメールフォームで、携帯の方は管理人宛のコメントでご連絡ください。 ただし、現役顕正会員に限ります。          

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お嬢ちゃんへの手紙

人間生きていく為に必要なものは色々ございましょうが、“衣、食、住”という三つは何かと引き合いに出されるものでございます。



必要とは言っても、最低限のものが保証されていればことは足りるのでありますが、人間というものは欲深いもので、一を得れば十を欲しがり、十を得れば百を欲しがるというように、欲をコントロールするってえのは、なかなかに難しいものでございます。



しかしながら、まったく得られないと困ってしまうのが、この“衣食住”という奴でありまして、粗末な着物でも…、質素な食事でも…、雨つゆさえしのげれば…、何とか生きてはいけますが、それさえも叶わないとなると、たいそうな問題になってくる訳でございます。



特に辛いのが、食べることが出来ないということでありましょう。



人間何がミジメかって言えば、食うものが無いときほど情けないものはありません。



ましてや、てめぇが食えないだけならやせ我慢してりゃあ良いんですが、子どもに食わせることが出来ないことほどミジメで情けないことはありません。



「もしもし、お家賃の件でお電話したんですがね…。」


「はい…。」


「いま何月分たまっているかご存知ですよね。」


「はい…。」


「で、今月末には全て払って頂けますか?」


「すみません…。主人の仕事が不安定で、全てはちょっと…。」


「それはそちらの都合でしょ。こっちはこっちの都合ってもんがあるんですよ!大家さんもボランティアやってる訳じゃねぇんですよ。」


「それは分かります…。けど…、どうしても払えないんです…。」


「払えないんじゃあ出てってもらうしかないですよね。」


「…。」


「月末までに必ず払って下さいよ!でなきゃあどうなっても知りませんよ!」


「すみません…。」





月が変わり、速攻で大家さんから入ってないとの電話がありました。




「もしもし、お約束を守って頂けなかったみたいですね。」


「払わなくてはいけないのは重々承知しているんですが、手元に殆どお金が無いんです…。」


「私も子どもの使いじゃ無いんでね、あぁそうですかって訳にはいかないんですよ。とりあえず有り金持って事務所に来て頂けます?あと認めも持ってきて下さいね。」


「…。はい…。分かりました。」





小一時間ほどして奥さんは事務所にやってきました。

乳飲み子をバッテンおんぶして、3歳くらいの女の子の手を引いて…。


「お金はなんぼあります?」


「かき集めたんですが、これが精一杯で…。すみません…。」




手渡されたお金はヨレヨレのお札が数枚と小銭でした。



「これで全部ですか?」

「はい…。」


「これじゃあ足りないのは分かりますよね。」


「…。」


「これだけじゃ私も大家さんに会わせる顔が無いんでね、残りをいつ振り込めるかっていう念書を一筆書いて頂けますか?」


「でも…、いつ払えるかは分からないんですが…。」


「あんたも判らない人だね!払えないんなら出るしかねぇって言ったろ!出たくねぇんなら書くしかないだろうが!」




奥さんは震える手で、今月の旦那の給料日に振り込む旨の念書を書き始めました。


その時、奥さんの後ろに隠れていた女の子が奥さんの服を引っ張り、



「お母さん、おなかすいた…。」


とポツリとこぼしました…。





あらためて女の子に目をやると…、


人様はコートを着て歩く季節だってぇのに、薄汚れたセーター一枚だけで…、


そのせいか鼻水がうっすらと垂れており…、


靴もズボンもそれ一着しかないのか、少し破けてもおりました…。




まだ幼いから良いようなものの、もう少し大きくなったら…、


女の子ですし、それが原因で外に出るのもまた気が引けるようになるかもしれません…。




こんなに幼いのに…、


服は恥ずかしいのを我慢すりゃ良いけれども…、


腹まですかして…。










何ともやりきれない気持ちになりました…。


奥さんは口を真一文字に結んで、


こぼれる涙を必死に我慢しているようにみえました…。







書き終えて…、





「それではよろしくお願いしますよ。」





「はい…。」





そしてまた女の子の手を引いて事務所から出て行かれました。



私はその後ろ姿に…、



立場上、能面のような顔しかしておりませんでしたが、



それでもその後ろ姿に向かって心の中で手を合わせました…。







「お嬢ちゃんすまねえ…。堪忍しておくれ…。」












その後、数か月してその家族は故郷の青森に帰っていきました。


今どこで何をしているかはわかりません。





ただ、あの時の女の子は当時の私の年齢になっていると思います。


もしかすると当時のお母さんと同じように赤ちゃんの一人や二人はいるかもしれません。


仕事上しょうがないとはいえ、あの時の女の子の言葉は私の胸にグサッと突き刺さりました。


今でもあの時の親子の姿と女の子の言葉は忘れたくても忘れられません…。











因果応報とはよく言ったものです。


その親子の苦しみは数年後、そっくりそのまま私に返ってきました…。







この手紙を女の子は見ることは無いでしょうが…、


想いだけでも伝わってくれれば…、










お嬢ちゃんへ



ひもじい思いをさせてしまってごめんなさい。

どんだけ苦しかったか…。

それを考えると今でも涙がこぼれます…。



あの後おじちゃんはもっと多くの人たちを苦しめました。

仕事だからしょうがないとはいえ、

皆さんの悔し涙と苦しみと引き換えに、自分のおまんまを買うお金をもらっておりました…。



そんな生活がほとほと嫌になり、

数年で仕事を変えました。



今度は誰も苦しめない仕事として掃除屋さんを選びました。



あぁ、きれいになった!とお客さんから喜んでもらって、そしてお金をもらう…。


そんな仕事を選びました。



けどね、世の中ってえのは冷たいもんでね、


職業に貴賤は無いなんて綺麗ごとを言っても、やっぱり心の中では差別意識ってのが人間にはあるんだよね。


おんなじ人間なのに…、人の嫌がる掃除を生業としているだけで「こいつは俺より下の人間だ。」


っていう目で見るのよ…。


それでもね、おじちゃんにもあの後三人の子供がうまれてね、その子たちにおまんま食わせるためにプライドを捨てて必死に頑張ったんだよ。






その子たちを育てるために10年間休みなしで働いた。


大晦日も紅白歌合戦なんて現場でラジオから聞いてたもんだ。


元旦も朝から現場に出た。


元旦ってね、お店がみんな閉まっているんだよ。


昼飯食いたくってもね、コンビニくらいしか開いてない…。


世間様はお休みだからね、


掃除機をかけようもんなら、


「うるせえ!正月から何やってんだバカヤロウ!」


って怒鳴られもした…。


けどね、子供たちを食わせるためにはそこまでしなくてはならなかったんだよ。




多分あのころのお嬢ちゃんのおとっつぁん、おっかさんもそうだったんじゃないかな…。




けどね、そんだけ努力しても上手くいかないときは上手くいかないんだよね。


どんどん、どんどん貧乏になっていく…。


子供を持って初めておじちゃんも分かったよ。






自分がひもじい思いをするのは我慢できる。


自分が人様にさげすまれるのも我慢できる。





けどね、子供たちがそれらで悲しい思いをするってえのは、親としてはらわたをえぐられるような苦しみなんだ…って。


お嬢ちゃん、あの時はひもじい思いをさせてしまって本当にすまねえ…。


けど、それ以上にお嬢ちゃんのおとっつぁん、おっかさんには何度詫びても詫びきれねぇ思いをさせてしまった…。


まだ元気にしているかどうかは分からねぇけど…、


もし元気にしているんなら、お嬢ちゃん、精いっぱい親孝行しておくれ。




直接には何もしてやれないけど、おじちゃんも君たち家族とおんなじ苦しみを味わった…。


それで許しておくれ…。



掃除屋なんて仕事を選んじまったから、子供たちも肩身の狭いを思いをしていたと思う。


それにお金もなかったからね…。




給食費が未納だっていうお手紙を何度も学校からもらってきたよ。


それを受け取る時は本当に恥ずかしかっただろうね…。



学校で必要な文房具を買う時も、ものすごく遠慮がちに


「学校で必要なんだけど…、買ってもらえますか…?」


って聞いてきた…。





俺は北の国からの五郎さんじゃねぇってんだよ。だけど、子供たちからしてみれば五郎さんとおんなじなんだろうね…。ありがたくもあり、情けねぇという気持ちもあり…、「すまねぇ…。」という言葉しか思いつかない…。




ようやくおじちゃんも少し落ち着いてきた…。



子供たちには旅行も何もさせてあげられなかったからね…。



「お正月にどこか行きたいところがあるか?どこでも連れてってやるぞ。」



って聞いてみた。そしたら、もじもじしながら、



「ディズニーランド…。」



って…。



泣けてくるじゃねえか、このやろう…。



たかが遊園地の一つに行くのにも、親の懐を気にしていて言い出せなかったんだよ…。



「おう!わかったよ。ディズニーランドでも健康ランドでもどこでも連れてってやるぜ!」



って言った時のあの嬉しそうな顔といったら…、



いけねぇ、また涙が出てきちまった…。




お嬢ちゃんもうちの娘たちと同じように辛い思いをしてきたんだろうな…。


けどよぉ、親御さんはもっと苦しい思いをしてきたと思うぜ…。


だからね、今は精いっぱい親孝行をしておくれよ。




そしてね、お嬢ちゃんの娘さんにはおんなじ苦しみはさせないようにな…。


その一番の方法は仏様の教え通りに生きるってことなんだが…、


教えてあげたくてもどこにいるか分からんからね…。




いずれ誰かの折伏で帰依することを祈念して、


とりあえずは正直に、素直に、誠実にやっていくことが最善かと思いますよ。



この日本のどこかで幸せにやっていることを祈っております。




トチロ~






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